●妖霊鎮魂唄 前編 破滅への序章

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【妖霊鎮魂唄】


[物語] ハクの妹


  【前編】 破滅への序章 【後編】 千年の時を越えて
  【中編】 輪廻転生  

【淳と琴音の神隠し】

【Eternal Loop 〜生命の環〜】

【妖霊鎮魂唄】

【番外・別話】 【詩曲】 【解説】

   

● 前編 破滅への序章

   

深い闇に包まれる新月の夜。壮麗な造りの神殿に、数人の影があった。
「陽」の力を司る妖狐族の長であるサクヤとその側近達だ。
最近、妖怪の世界で異変が起きているらしい。

「・・・近頃、何らかの理由で悪霊となる狐が後を絶たないそうですね」
「はい。人間に憑き、様々な悪さをする者もおりまして・・・。風の噂によれば、ついにクズハ族からも出たと・・・」

「とうとうクズハの所でも・・・」
サクヤは頭を抱え、ため息をつく。
「悪霊が多くなれば陰陽に乱れが生じます。何とかしなければ・・・」
辺りに沈黙が流れる。ふと、側近の一人が口を開いた。

「原因はやはり人間のようです。自然の力が弱まっていることもあり、
自分達の住処を奪われた腹いせに悪霊へ変貌していると・・・」
「ここでも人間か」

この中にも少なからず人間に恨みを持っている者がいるようだ。
人間界と妖怪の世界は違う所にあるはず。なのに影響が出るということは、
それほど事態が深刻であるということ。

「悪霊となったクズハ族の者が我が村を襲撃するという可能性もあります。
村人達にも忠告しておきましょう。そのようなことが起きれば直ちに報告するように、
そして己の精神面を強化しておくようにと・・・」

「お願いします。そなた達の力も借りなければ、
私の手におえるような問題ではありませんから」
『御意!』

話し合いをやめ、側近達が立ち上がったその時、
突如としてサクヤの身に異変が起きた!(!?)
胸を押さえ、その場に倒れ込む。

「!!サクヤ様!?」
側近達が駆け寄ると、サクヤは「心配しなくてもいい」と起き上がった。
しかし、その苦しみは想像を絶するものだった。
(まさか・・・!!)
とうとうサクヤは気を失ってしまった。


場所は変わり、珊瑚の森――

(・・・・・・?)
時刻は既に真夜中を過ぎていたが、今まで眠っていた茜が急に目を覚ました。
「何だろう・・・?」
隣に目をやると、側で眠っていたはずのハクと珊瑚の姿が無い。
二人もまた「異変」に気づき、起きだしていた。
二人はよく訪れる森の開けた場所にいた。

「見つけた!やっぱりここにいたんだ」
「何だ、茜も起きてしまったか・・・」
ハクは少し苦笑したが、その表情は硬い。

「やはり茜も感じましたか・・・」
珊瑚の顔にも笑顔が無い。ピリピリと張り詰めた空気・・・。
「うん・・・。よくは分かんないんだけど、『何か』がいつもとは違うような気がして・・・」
三人とも同じ気配を感じていた。何かが起きているのは確かだ。

「今、兄様とそのことについて相談していたのですが、
この状況で分かるのは漠然とした気配ですから皆目見当がつかなくて・・・」
珊瑚の言葉をハクが継ぐ。
「だから今日の所は様子を見て、明日調べることにしたよ」
「そう・・・」
それまでに、予想外の事態に発展してなければいいのだが・・・。
三人はとりあえず、今日は休むことにした。それぞれが元来た道を戻る。
すると、不意に茜が立ち止まった。
「茜・・・?」
疑問に思ったハクが話しかけるが返事は無い。
そして、彼女の口から謎めいた言葉が発せられた。

「・・・天地をはかる天秤が狂いし時、『陽』を統治する者は力を失い地に伏さん。『陰』を統治する者は青白き邪炎と化し、地の全てを焼き尽くさん。苦しみから逃れるため、聖女を己に取り込まんとす。されど、その苦しみ消えず、また荒ぶる。我、数多の怒り鎮めるべく、再びこの地に現れん・・・」

((!!??))
まるで予言のような言葉。
茜の瞳は虚ろで、何と紫に光っていた!
「茜!?」
ハクは茜を正気に戻そうと、彼女の肩を揺する。やがて茜は気がついた。
「・・・あれ?私・・・」
「何をしたか、覚えているか?」
穏やかに問いかけるハク。しかし茜は首を横に振った。
今の出来事は一体何だったのだろうか?まるで何者かが茜に乗り移ったような感じだった。

自分の口で言ったことを覚えていない様子の茜。ハクはその内容を彼女に言い聞かせ、
再び心当たりがあるか聞いた。しかし答えは同じだった。
「予言めいたような口調だったが・・・」
ということは、言葉の内容が現実となるのだろうか?
「何かすごく怖い感じだよ。まるで『この世の終わり』みたいな・・・」
「言葉の中に出てくる人物は何者なのでしょうか・・・?」
三人が考え込んでいた時、突然聞き覚えのある声がした。


「おーい!大変だー!!」

驚いて声のする方を見ると、そこには自分の村に帰ったはずの燐の姿があった!
「リン!?どうしたの?こんな所まで・・・」
かなり急いで来たらしい。ゼーゼーと荒い息をしている。
とても喋れる状態じゃなかったので、とにかく座らせ、水を与えた。
燐はそれを一気に飲み干すと、信じられないことを言い出した。

「・・・サクヤ様が・・・倒れられた・・・!!」
『ええ!?』

先ほど茜が言っていたことの意味が少しつながった。地に伏した『陽』を統治する者
とはサクヤのことだったのだ。そして『陰』を統治する者とは・・・

「それだけじゃねえんだ。クズハ様まで暴れだしてるって・・・」
「クズハ様が!?」
嫌な予感は的中した。
詳しい事情は分からないが、今、燐の村では大変なことになっている!

「オレが『和速水族の力を借りたらどうだ?』って側近に提案したら
『すぐに呼んでこい』って・・・。だから急いで呼びにきたんだ・・・」
和速水族の強さは妖狐の間にも広まっているらしい。
ハク達はもちろん協力することにした。
「分かった。すぐに向かおう」

「良かった。お前達がいれば心強いよ。まずはサクヤ様から話を聞かねーと・・・」
「そうか」 ハクと珊瑚はそれぞれ竜と狐の姿になり、茜がハクの背に乗った。
すると燐は驚いたような声を出した。

「ってちょっと待った!茜も行くのか!?」
「え?だめ?私も何かお手伝いが出来るかな?って思ったんだけど」
「いや、別にだめってわけじゃねーけど・・・」
燐が幾分困惑していると、ハクが助言をした。

『茜はそなたが思っているよりもずっと強い魔力を有しているぞ。
心配しなくても、自分の身を守るくらいのことは出来る』

「そういうこと☆」
「そーなのか。ハクの保証付きなら・・・」
燐よ、もう少し茜を信じなさい・・・(汗)
『それでは行きましょう!手遅れにならないうちに!』
こうしてハク、珊瑚、茜、燐の四人はサクヤの待つ妖狐族の村へと向かった。


一方、クズハ族の村ではすでに混乱状態となっていた。
家々は破壊され、傷ついた者も多くいる。
「クズハ様はどこへ行かれてしまったのだろうか・・・?」
不安そうに顔をしかめるのはクズハの側近達。

「いきなり轟音がしたかと思うと、九尾の狐に変化されたクズハ様が
暴れ出してそのまま・・・。何かご乱心の理由でもあるのだろうか?」
「悪霊に取り憑かれたのじゃ!」

((!?))
突然村人の一人である老婆が口を挟んできた。彼女は老巫女でもある。
「飛び出してきたクズハ様から悪霊の匂いがプンプンしてきおったぞ!」
「それは本当ですか!?」
老婆はしっかりと頷く。
「うむ。間違いは無い!今頃サクヤ族の村でも異変が起きておるはずじゃ。
おそらくサクヤ殿が体調を酷く崩されておる!このままでは世界が破滅の危機に陥ってしまうぞ!!」
それを聞いて一気に側近達の顔が青くなった。
「誰かサクヤ族に使いの者を!」「いや、まずはクズハ様を止めることが先決だ!」
「だめだ!クズハ様となると我らが束になっても到底敵わない」
もう、村全体の統制は失われつつあった・・・。


ハク達が妖狐族の村を訪れたのはこれが初めてだった。
到着するなり側近達に迎えられ、サクヤがいる神殿へ案内された。
燐も成り行きでついていった。

「こちらでございます」

奥の方にある玉座の更に奥まった所。
普段は布で仕切られていて見えない、側近しか入ることが許されない場所。
そこにサクヤはいた。体長十メートルは軽く超える、金色の体毛を持つ九尾の狐。
苦しそうな息遣いが聞こえてくる。

「サクヤ様、和速水族の者を連れて参りました」
サクヤは閉じていた目をゆっくりと開けた。
『ご苦労様でした。そなた達はもう下がっていなさい』
『ハッ!』

側近が奥に消えると、今度は呆然としている燐に話しかける。
『燐、遠い所を済みませんでした。礼を言います』

「・・・え?いえ!そんな滅相もございません!サクヤ様のお力になれただけで光栄ですっ!」
キョドっとるキョドっとる・・・。カチコチに緊張している燐。それもそのはず、いつもは布越し
でしか見ることの出来ない村の長が目の前にいるのだから。
次にサクヤはハク達に視線を移し、本題に入った。

『初対面なのにこんな姿で申し訳ありません。燐から大方話は聞いているでしょう。
私の願いは他でもありません。荒ぶり、我を忘れているクズハを
そなた達の力で鎮めて欲しいのです』

サクヤはふらつく体を何とか起こした。
『私が思うに、おそらくクズハは多くの悪霊に取り憑かれています』
「悪霊に・・・」 事態は思ったよりも深刻だった。皆、息を飲む。

『今、妖怪の中から悪霊に堕落する者が増えています。噂によれば、クズハ族の所からも出てしまったと・・・。大量の悪霊がクズハを襲い、多勢に無勢。クズハは今や捕らわれの身と同じようなもの。そのせいで陰陽に乱れが生じ、私の体も自由が利きません。強大な力を持つ今のクズハに対抗出来るのは、もはやそなた達しかいないのです。放っておけば、人間界にまで影響が及ぶのも時間の問題。クズハが人間界に姿を現せば、たちまち破滅してしまいます』

「そんな・・・!!」
思わず茜の声が大きくなった。一瞬、淳達のことが頭を過ぎった。人間界と妖怪の世界は
完全に隔離されているわけではない。ある程度力を持っている者ならば自由に
行き来することも可能である。

「このままじゃ私達の町が、世界が滅茶苦茶になっちゃう!早く止めないと・・・」
今まで自分がいた世界のことを案じるのは当然のこと。
サクヤは必死に対策を考える茜を済まなさそうに見つめていた。
だが、なぜかその表情は驚愕するものへと変わっていった。

『!!茜とやら!そなた・・・!』
「え?」


茜はいきなり自分のことを言われたのでびっくりして顔を上げた。
「私がどうかしましたか?」 サクヤはもう一度茜をまじまじと見つめる。
真っ直ぐ相手を見据える眼差し、体中からにじみ出る「紫」の魔力の気(オーラ)。
間違いない!

『・・・今、確信しました。
正直私自身も驚きを隠せません。
そなたは和速水玻璃命(ハリノミコト)の生まれ変わりです!』

「何!?」
すっとんきょうな声を出したのはハク。
「え?どうしたの?『和速水玻璃命』って誰?」
その意見は珊瑚も燐も同じだった。
「私もそのような方についての話は一切聞いていませんけれど・・・」
「そうか。珊瑚は知らなかったか」
ハクは和速水玻璃命について語り始めた。

ハク、珊瑚、そして瑠璃君は
和速水族の中で「玉の期」と定められている期間に生まれた者達である。
だが、実はこの「玉の期」というのは、かつて三千年前にも存在していたのだ。

まだ和速水族が誕生して間もない頃に訪れた「玉の期」。
その時に生まれたのが和速水玻璃命なのである。

性別は女性。彼女は初めての「紫」の魔力を操る者だった。
体内にあの紫水晶(アメジスト)宿し、それがいつの間にか分離して
四つの宝玉になったという伝説がある。

その強大な魔力を駆使し、和速水族はおろか他の精霊族をも統治していた。
人間界では平安時代となった時、彼の有名な安倍晴明に仕え、彼の操る式神を指揮していた。
晴明の死後、彼女も魔力を使い果たし、長き生涯を終えたという。
その神とも言うべき精霊が、千年の時を経て茜に生まれ変わったのだった・・・。

「・・・私が・・・そんなすごい神様の生まれ変わりだったなんて・・・」
茜はとても信じられなかった。普通の人間の子として生まれ、少女としての人生を送り、
森の精霊になったのもハク達と一緒に暮らすがためだと思っていた。

『それは当然でしょう。今まで全く自覚が無かったのですから。
しかし、玻璃命はすでに目覚めつつある。これからそなたの身に何らかの変化が
起こるかもしれません。覚悟しておいてください』

「は、はい!」
まだ不安は大きいものの、茜は力強く頷いた。
自分が和速水玻璃命の生まれ変わりであることを受け入れたようだ。
もしかしたら、茜が精霊になったのは単なる偶然ではなく、「運命」のようなものがあったのかもしれない・・・。

『玻璃命が生きていた頃、私とクズハはまだ若い狐でした。よく魔術を教えてもらっていたものです・・・』
懐かしんでいる様子のサクヤ。
「・・・オレ、何だかすっげえ・・・」
今日の燐は驚きっぱなしである(笑)
「そうだ!昨夜の出来事ももしかしたら・・・」
ハクは思い出したように、昨日茜が言った奇妙な言葉をサクヤに話した。
するとサクヤはこんな答えを出した。

『【天地をはかる天秤】というのはおそらく陰陽の均衡。それが乱れているのは正に今の状態です。そして【陽を統治する者】と【陰を統治する者】とは私とクズハのことでしょう。確かにクズハは青白い炎で攻撃する術を持っています。それに【我、再びこの地に現れん】というのも、玻璃命が死ぬ前、自分自身に復活の魔術をかけていたとすれば説明がつきます。この世界に危機が訪れた時、もう一度だけ力を貸すことが出来るようにと・・・』

玻璃命は、千年後の未来まで予測していたのだろうか?だから生まれ変わりである茜の体を通して、そのことを伝えようとしたのだろうか?それとも茜に予言を潜在的なものとして認識させていたのだろうか?どっちにしろ彼女の魔力の強さを感じる。ここまでは皆「彼女」の言葉通りである。しかし、一つだけ分からないことがある。

「それでは『聖女』とは誰のことを指しているのでしょうか・・・?」
珊瑚の疑問に全員首を傾げる。そこへ燐が知恵を出した。

「でもさ、茜がその和速水玻璃命ってやつの生まれ変わりだとすれば、
もしかしたら何か分かるんじゃねーの?」
燐の提案にハクも「なるほど」と頷いた。

「そうだな。確かに前世の記憶や力が残っているということもあり得る」
「よーし!茜!いっちょサクサクッとやってみろ!」
「え?え??」

あれよあれよという間に話はまとまってしまった。
どうやら今回の件の鍵は茜が握っているようなので、ダメ元で試してみることにした。
「じゃ、じゃあ・・・」
目を閉じ、己に問いかける。すると茜の表情が変わった。
「・・・嘘・・・?」
「何か見えたんですか!?」
茜は自分の感じたことが、ただただ信じられなかった。

「・・・琴音ちゃんと香奈さん・・・」

『なっ・・・!!』


場は一気に騒然とした。もしそうなら、クズハは今頃人間界に向かっているはずだ。
しかも今は我を忘れている。見たこともない生物が突然襲ってくれば、
あっという間にパニックになり、大変なことになってしまう!

「時間が無い!急ぐぞ!」
駆け出そうとするハク達をサクヤが呼び止めた。

『頑張ってください!今のクズハを止められるのはそなた達だけ。
人間界も、そして妖怪族や精霊族の未来もそなた達の肩にかかっています!』

三人はしっかり頷いた。サクヤはそんな三人の表情が、心底心強いと思った。
(クズハよ、そなたは今頃どのような心境なのですか・・・?どうか、鎮まってください・・・)

ハク達が外に飛び出すと、目の前に不気味な光景が広がっていた。

「!!何これ!?」
先ほど村に着いた時は、空が白み始めていた。だが今の空は真っ黒い雲に覆われている。
この雲は天気の変化によるものではない!ものすごい「邪気」に満ちているのだ。
ハクと珊瑚はすぐさま飛べる体勢になった。

「しっかり頼むぞー!」
燐の声援を受け、三人は人間界へ出発した。

一方、淳、琴音、悟、香奈の四人はそんな事態になっていることなど
知る由も無く、町の大通りに出かけていた。

「ねえ琴音、次は何にする?」
「うーん、服はもういいから靴にしよっかな〜♪」
店の物色をしている女性陣に対し、男性陣はついていくのみ。
もちろんあとで荷物持ちになるのは必至だが・・・(笑)

「悪いな。香奈のわがままに付き合せちまって」
「いいよ。いつものことだから・・・」

お決まりの、のどかな(?)日曜日の午前中。しかし、それは人々の悲鳴で一変した。

「!!!きゃあー!!」

((!?))
四人は慌てて声のした方向に注目した。建物の隅から逃げ惑う人々。
「何!?」
「分かんない・・・」
強盗か何かだろうかと思っていた次の瞬間、信じ難い光景が目に飛び込んできて四人は更に驚いた。
((!!??))
一軒家ほどあろうかという、巨大な銀の九尾の狐。クズハだ!目全体が赤く光り、狂気の色をむき出しにしている。
「・・・夢じゃないよね・・・?」
琴音の顔は青ざめ、引きつっていた。
クズハは口から青白い炎を所構わず吐き出している。
「とにかく逃げるぞ!」
淳は琴音の手を、悟は香奈の手をしっかりと掴み、走り出そうとする。するとクズハがこちらに気づいた!
「ウウウウウウウ・・・」
ギロリと四人の姿を捉える。そして真っ直ぐこちらに向かってきた!
四人は必死に逃げようとするが、クズハの走るスピードは音速を超えていた。
「だめだ!よけきれねえ!」
淳と琴音は目をつぶり、悟は香奈を抱きすくめる。
だが、ふと今まで悟が感じていた香奈の体温や存在感が無くなっていた。
「香奈!?」
淳に握られていた琴音の手も無く・・・。
「!!・・・っ琴音ー!!!」
琴音と香奈は、すでに消えていた・・・。

 

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